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院長コラム

Vol.159 ニセ薬の新しい使いみち

 薬効成分のない偽薬をプラセボといい、主に新薬の有効性を証明するときに用いられます。新薬かプラセボのどちらかを、多数の被験者にくじ引きで割り当てて、偶然では起こりえないような差が見られるかで判定します。薬効成分がないにもかかわらず、プラセボは2〜4割の患者に効きます。本物かもしれないと思うだけで効いてしまうことをプラセボ効果と言い、大病院や有名な医者に掛かっただけで治ってしまうのも同じ現象です。痛み止めの注射に依存している患者に、蒸留水を注射するだけで痛みが消えることもあるのですが、臨床現場で使用することは倫理上の問題がつきまとってきました。

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平成25年